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労務安全情報センターの図書
必携「安全管理の基礎」
レーバースタンダード研究所 編著
平成22年3月20日第1版第2刷発行
A5判、102ページ
価格 本体950円+税
レーバースタンダード研究所とは

目次を見る (全22章・附録4の構成を確認する)

 

● 編著者から皆様へ
   
   「本書について」

 本書は、「安全管理の基礎」についてふれた小冊子です。

 もとは、安全管理に関するネット連載記事を単純編集した少ページの資料・副読本でしたが、その後、改訂を経て、現在の姿になりました。

 発刊の趣旨は、本書巻頭の「はじめに」に書かせていただいたところでありますが、以下、再掲致します。

 本書が、職場における安全管理の定着とノウハウの伝授に、多少なりとも役立つことを願うものです。

 さて、本書は、全体でも100ページ余の小冊子でありますから、カバンの脇に忍ばせてもかさ張らないと思います。関心をお持ちの章を拾い読みされてもかまいませんし、可能であれば、ざっと通読いただくこともよろしいかと存じます。
  (全体にお目を通していただき、安全管理の新しい流れ-トレンドを感じ取っていただけるなら、編著者として、それに優る歓びはありません。)

 事業場において総括安全衛生管理者,安全管理者又は安全衛生推進者として活動されている方、或いは、小零細事業場において事業主自らが安全管理の仕事に当っておられる方のための、安全管理のサブテキストとしてもご活用いただけると思います。

 ぜひ、本書を一冊、手元にお備えいただければ幸いです。

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必携

  安全管理の基礎 

はじめに

 安全水準を維持する力というものは、その国の文化のようなものにして、そうそう後退の波にもまれることはないだろうという妙な確信に支配されていた時期がありました。

 しかし、グローバル化の流れは企業の間接部門を急襲。総務部要員の大胆な縮小、安全部門の廃止・統合が進み、組織が弱体化する中を同時進行で、団塊世代の一斉退場が始まりました。

 「安全管理のノウハウ」が、行き場を失って立ち往生しています。

 全体の84%もの労働災害が発生している100人未満事業場にそのノウハウが流れ着き、活用される姿は残念ながら大きな流れとはなっていません。

 安全管理のノウハウというものの核心部分は、人と人との関係において引き継がれるものですから、「伝」「授」に人が揃わなければ、継承も容易ではないでしょう。

 さて、以上のような根本問題の解決に資するものではありませんが、この度、連載物の「安全管理の基礎」が完結したので、これを図書に製本することとしました。

 事業場において総括安全衛生管理者,安全管理者又は安全衛生推進者として活動されている方、或いは、小零細事業場において事業主自らが安全管理の仕事に当っておられる方のための、安全管理のサブテキストとして編集いたしましたので、ご活用ください。

平成22年3月20日

 レーバースタンダード研究所

 
 

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「安全管理の基礎」

もくじ

 

No01 安全対策の今日的課題〜災害ゼロから危険ゼロへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No02 労働安全衛生法の目的〜3つの手段を講ずることによって目的を達成する・・
No03 労働災害の現状と防止計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No04 事故責任・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No05 事業経営と安全・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No06 責任体制の明確化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No07 特定元方事業における安全衛生管理体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No08 日常の安全活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No09 リスクアセスメントの実践・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No10 災害発生のメカニズムとマネジメント力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No11 安全衛生教育と就業制限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No12 10人未満事業場にもワン・ペーパー「安全衛生推進計画」・・・・・・・・・・・・・・・・
No13 個別対策の展開〜事業場の業態を考慮した個別対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No14 ラインによる日常管理と安全パトロール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No15 本質安全化を視野にいれた対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No16 混在作業現場に必要な統括管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No17 機械等の流通規制および機械の安全基準に関する指針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No18 派遣労働と労働安全衛生法の適用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No19 健康管理(健康診断、健康つくり、過重労働の防止、メンタルヘルス対策)・・・・・
No20 職業性疾病の防止(職疾類型、環境測定、化学物質の管理)・・・・・・・・・・・・・・・・
No21 労働災害が発生した場合の措置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No22 労働安全衛生法違反と送検処分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
附録1 労働安全衛生法の構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
附録2 労働安全衛生法の適用(適用除外)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
附録3 労働安全衛生法早見表(2010年版)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
附録4 新・労働安全衛生法のあらまし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
索 引・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

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