労働基準法
10のポイント
6 安全衛生
・ 労働者の安全及び衛生に関しては労働安全衛生法に定めるところによる、とされています。
・ 労働安全衛生法は全123箇条からなり、多くの委任規則を持っています。
委任規則には、「労働安全衛生規則」「クレーン規則」「有機溶剤中毒予防規則」など16の規則や「動力プレス機械構造規格」など33の構造規格があります。
また、厚生労働大臣が定める各種の安全衛生に係る指針が公表されています。
なお、作業環境測定法、じん肺法等独立の法律になっているものもあります。
・ これらの職場の安全衛生に関する法規も、基本的に、最低基準の定めですから事業者は、自らの事業に関連する各種の規制について、あらかじめのチェックを行い、職場の安全及び衛生の確保について必要な義務をはたさなければなりません。