世界の労働組合組織率
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世界の労働組合組織率について

 1995年の世界の労働力人口は13億人。このうち、労働組合に加入しているのは、1億6,400万人(平均組織率、12.6%)。
 世界的に、労働組合組織率は低下傾向にある。

 特に、先進諸国のうちで組織率の低下が著しいのは次の国々。
 (なお、減少率=(95年組織率−85年組織率)/85年組織率で計算されたもの)
○労働組合の保護、組合承認制度の変更など法制の変更が原因で組織率が低下したと見られるのは、 英国(−25%)、オーストラリア(−30%)、ニュージーランド(−55%)の国々。
○アメリカもこの10年間に、21%も組織率が低下。
○イスラエルの組織率も75%減少しているが、これはこれまで労働組合が行っていた保健医療サービスを政府に移管したことが大きいといわれる。


世界の労働組合組織率(1995年)
(ILO「世界労働報告」97/98年版から)
アフリカ 組織率
エジプト 38.8%
南アフリカ 40.9
米州 組織率
アルゼンチン 38.7
ブラジル 43.5
カナダ 37.4
キューバ 70.2
米国 14.2
ベネズエラ 17.1
アジア 組織率
インドネシア  3.4
日本 24.0
韓国 12.7
マレーシア 13.4
フィリピン 38.2
タイ  4.2
大洋州 組織率
オーストラリア 35.2
ニュージーランド 24.3
欧州 組織率
オーストリア 41.2
デンマーク 80.1
フィンランド 79.3
フランス  9.1
ドイツ 28.9
ギリシャ 24.3
ハンガリー 60.0
アイスランド 83.3
イスラエル 23.0
イタリア 44.1
マルタ 65.1
オランダ 25.6
ポーランド 33.8
ポルトガル 25.6
スペイン 18.6
スウェーデン 91.1
スイス 22.5
英国 32.9

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