2007/01/17 中国の最低賃金(11月決定)2006.11
- 中国の2006年-全国最低賃金額が調整を終え、11月に決定された。
日本労働政策研究・研修機構の以下のページに表記の中国の最低賃金決定「一覧表」が取りまとめられている。
http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2007_1/china_01.htm
2007/01/12 米、10年振りに最低賃金引き上げへ
- 米下院は 10日、法定最低賃金を現行の時給 5.15ドルから、 2009年までに 7.25ドル(約 870円)へ約 4割引き上げる法案を賛成多数で可決した。
2006/12/25 中国-労災死傷事故62万件 死亡者11万人
- 中国国家安全生産監督管理総局は、2006年1月1日〜12月17日まで、中国で発生した労災死傷事故が61万8632件(前年同期比=9.9%減)、死亡者数が10万9143人(前年同期比=10.3%減)と発表した。
また、2006年12月21日、国家安全生産監督管理総局の李毅中(リーイージョン)局長は、国務院新聞弁公室の記者会見で、「労働災害による死亡者数が、毎日およそ300人を超えている」と発表した。
2006/12/22 コンクリート労働者の皮膚アレルギー
- (台湾行政院労工委員会(CLA)労工安全衛生研究所−2006.10公表の調査結果)
台湾では、コンクリート労働者の7人に1人が、安全意識と予防手段の欠如から来るアレルギーの結果、皮膚病の犠牲となっている。<症状はかゆみと痛み→睡眠不足>。
コンクリートに含まれる六価クロムがアレルギーの主な原因であり、六価クロムの人体への吸収は、同じくコンクリートに含まれるアルカリによって皮膚が侵されることで増加する。一部ヨーロッパ諸国ではコンクリート中の六価クロムの水準を2ppm未満に制限しているのに対して、国内で生産されるコンクリートの六価クロムレベルは20ppmに達する場合もあると同研究所職員は指摘している。
(JIL海外労働情報から)
2006/12/06 子ども・少年症状に対する暴力の絶対不容認政策を(ILO)
- 11月20日、国連は子どもに対する暴力世界報告を発表。
報告書は、推計2 億1,800万人の児童労働者と約1億人の合法的に雇用されている少年少女が、職場で身体的攻撃や言葉による攻撃からセクシュアル・ハラスメント、強姦、はては殺人といった全体的に浸透している暴力に直面している,と報告。
報告書の作成に協力したILOは、このような暴力を全く容認しない政策の採用が必要であると強調している。
2006/11/09 連邦最低賃金引き上げか
- アメリカ中間選挙で、大敗北を喫した共和党ブッシュ政権は、1997年から10年近くも据え置かれてきた「連邦最低賃金」(時給5.15ドル)を引上げる以降を表明した。
それにしても凍結期間が長過ぎた。
(今更引上げても、選挙期間中を通して引き上げを主張してきた民主党の手柄にしかならないように思うのだが、、しかし、当然過ぎる判断か)
2006/11/01 ILO 国際的に若者の失業者数が増加していると警告
- ILOは新著「世界の雇用動向−若者編」において、
1995年に7,400万人だった若者(15〜24歳)失業者数が2005年には14.8%増えて8,500万人になっただけでなく、若者人口全体の4分の1近い3億人以上が働いていながらも1日2ドル未満で暮らしていると指摘している。
詳細は以下のサイトから
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/new/index.htm#48
2006/10/01 英国の年齢差別禁止法 10月1日施行
- 「採用の年齢制限を禁止、65歳未満での定年制の禁止、研修や昇進対象者を年齢で区切ってはならない」など規定した英国の年齢差別禁止法が10月1日施行される。(日経新聞1日朝刊から)
EUも法整備を推進中。
日本に、どのような影響を与えるか。
2006/09/30 VWワークシェアリング制度を事実上撤廃へ
- 日本経済新聞30日朝刊は、パリ特派員の記事として、要旨次のように報じている。
9月29日、『フォルクスワーゲン(VW)は、現在週28.8時間の勤務時間を追加手当なしで最大34時間に延長することで労使が合意したと発表した。VW車の旧西独工場の賃金水準は、競合メーカーより約2割高い。会社側は今年2月、ゴルフを生産するウォルフスブルク工場などの約10万人の従業員のうち、早期退職などで最大2万人を削減する方針を表明。さらに追加手当なしで週35時間勤務に移行するように求めていた。
VWによると、今回の合意に基づく労働協約は来年1月から2011年末まで有効。追加手当なしで勤務時間を生産現場で週33時間、管理部門で週34時間に延長する。』
2006/09/10 夜7時に夫が在宅している家庭の割合
- 『夜7時に夫が在宅している家庭の割合を都市別に比べると、ストックホルム8割、ハンブルグ6割、パリ5割に対して東京は2割。
アジア地域でみても、3〜6歳の子どもがいる家庭の父親の帰宅時刻は、ソウル、台北、北京、上海より東京のほうが遅い。』(2006.9.10日本経済新聞朝刊「けいざい解読」記事中より拾いがき)
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