平成21年就労条件総合調査の民間委託について 就労条件総合調査における調査票等の配付、調査票の回収・受付、督促、照会対応等の業務は、これまで各都道府県労働局・労働基準監督署において行っておりましたが、公共サービス改革法に基づく民間競争入札により、平成21年調査は、株式会社帝国データバンクに委託することとなりました。 なお、委託業務実施の際には、「厚生労働省就労条件総合調査事務局」という名称を用いることとしています。 |
(編注)
就労条件総合調査と云えば、わが国主要産業の労働時間制度(所定労働時間・週休制・年間休日総数・年次有給休暇の取得状況・特別休暇制度・変形労働時間制・みなし労働時間制)を中心に、賃金制度、定年制等、福利厚生制度、退職給付制度等の調査として知られた統計です。
昨今は何かと、民間委託ばやりですが、民間委託された統計の有効回答率が、夢の「直滑降」よろしく、見るも無残な姿になるのだけは困ったものだと思っています。
有効回答率は統計の信頼性でもあります。
民にできることは民で、
(あえて反対しませんが)
有効回答率の維持は民には[無理]と云われないようにしてほしい。
(参考)
平成15年調査の有効回答率、80.8%
平成16年調査の有効回答率、78.5%
平成17年調査の有効回答率、82.6%
平成18年調査の有効回答率、82.7%
平成19年調査の有効回答率、78.2%