「新・労働基準法」の実務解説
9.自由になった就業規則の別規定化
■HOMEPAGE ■640/480 ■新労基法と実務へ
就業規則の別規定化 が自由に |
1 | 予備知識 |
2 | H10年改正のポイント | |
3 | Q&Aでおさらい | |
4 | 施行通達確認 |
H10年改正のポイント |
1. | これまで別規定にすることを制限してきたのは、就業規則の内容を統一的に把握することが困難になることを避けるためとされてきました。 別規定化が出来るようになったとはいえ、この「就業規則の内容を統一的に把握できる」ようにする工夫が必要です。その基本は、 イ.就業規則の本則に、必ず、根拠となる規定を置く。 ロ.別規定にするのは「細かい規定となるため、本則に置くのになじまないものに限定」などの、原則をしっかり確立しておく。 などの対応が必要でしょう。 |
2. | 就業規則の効力が発生するのは、労働者への周知行為が完了した時点! この点は、従前と変りませんが、周知方法等について法改正がありましたので注意が必要です。 |
Q&Aでおさらい |